こんにちはアキです。
今日は「学校の行き渋り」の話です。
1学期の終わり頃から、学校に行きたくないと言い出した息子小学3年生。
夏休みを終えて2学期に入り、旦那は毎日息子を送りました。
出ないといけない時間になってもソファで丸まっている息子に「送っていこうか」と声をかける。すると息子は笑顔で「行ってきます」と学校へ行く。
・今は学校に行きさえすればいい、送ることに何も問題はないという父・優先順位をはっきりさせる事、子供の力を信じることについて考えるきっかけになった
アキの立ち話にお付き合いください♪
昔は何が何でも学校には行け！
という時代でした。
今は色々な選択があっていいという時代。
だから迷います。
選択肢が多いのはいいことなんだけど。
母は歩いて行くべきだと思う、でも父は学校に送っていく
・いじめられているわけではない、授業についていけないわけでもない、友達はいる。
・担任の先生から見ても、変わった様子はない。
・学校から帰ってきたら、元気いっぱい公園に遊びに行く。
・近所のお母さんたちや、祖父母に様子を見てもらっても、いつもと変わらないと言われる。
そんな様子だからこそ、私はイライラしていました。
歩いて行きなよ、みんな嫌でも歩いてる。癖になったら戻す方が大変なのに。
そんな風に思っていたので、毎日当たり前のように送っていく旦那さんが理解できませんでした。
ただ今考えると、何かしらの問題は抱えていたんですよね、きっと。
心の奥底で、はっきりと言葉にできない何かがあったんだと思います。
何もないのに、行きたくないと涙を流すはずがない。。。
自分で歩いて行く日がくると信じているから、父は送る
元々子供には甘い旦那さん。
どうして毎日当たり前のように送っていくのか、この先の事をどう考えているのか、聞いてみました。
旦那の答えはシンプルでした。
「いつか自分の足で歩いていく日がくると信じているから、今はこれでいいと思っている」
今息子にとって一番重要なのはとにかく学校に行くこと。歩くことじゃない。
学校という組織の中で友達や先生とたくさんの関りを持ってほしいから、学校に行ってほしい。それが一番重要だと考えている。
だったら、行けばいい。歩いて行くとか、送るとか考えるのはその次。
理由はわからないけど、今は学校に行くという事自体が難しくなっている。朝送っていくことで行けるなら、送ればいい、と。
そして、「俺は信じてるよ、そのうち自分の足で行くようになるよ、絶対になる」
そう言っていました。
息子の力を信じることにした。根拠のない大丈夫は必要
私はこの話をきいてはっとしました。
あぁ、私息子の事信じていなかったんだなと。
俺は息子を信じている、この言葉に涙が出たのは私でした。
自分の情けなさよりも、息子がこれを聞いてどう思うのかを考えると、嬉しくて泣けたんですよね。
私も信じようと思いました。
そして送る件に関しては旦那さんに一任して、私は根本的な問題を考えることに集中しました。
というか正直それしかできませんでした。
頭ではわかっていても、やっぱり歩いて行くべきだという考えが
どうしても離れなかったからです。
きっと力になるだろうな。
お父さんは信じてくれていた。送ってもらう良くないとをしているのに、それでも信じてくれていた。「信じているから大丈夫だよ」その言葉は一生ものになるだろうな。
旦那さんは口下手なので普段も、息子と深い話はしません。
この話はいつか私から伝えられるといいなと思っています。
子育てに正解はないから、信じるしかない
今回は学校に行きたくない、という旦那も私も未経験の事が起こりました。
自分の経験のないことはどうしたらいいかわからなくなります。正解があいまいなのものは特に。
そして迷います、迷った母は弱いです。
今後もこうしたことはたくさん起こるけど、忘れちゃいけないのは
「信じること」
だなと思いました。自分の事も子供の事も。
信じていたことと真逆の結果になることもあるかもしれないけど、その時はその時。
「どんと構えて子育てをする」ってこういう事なのかもな～と思いました。
今日も立ち話にお付き合いありがとうございました。
学校に行きたくないと言ったことありますか？
その時どうしましたか？
